昨日はプレーオフ決勝ラウンド第一戦目。ホームでした。今シーズン最後のホーム戦。たくさんのファンの方々が来てくださり、会場内では立ち見の人もたくさんいるほどでした。ありがたいですね。

試合は、61対73で負け。第一Qから相手のやりたいようにやられ、前半折り返しで16対43。こんなにスタメンの入りが悪い試合は久しぶりでした。

でも、入りが凄い悪かったかというとそういうわけではない、というか。相手にやられようが、自分たちの戦略がはまろうが、次に行こう!という姿勢は出ていたと思います。むしろ熱くなりすぎていたくらいだったんじゃないかな?って。熱くなればなるほど、周りが見えなくなったり、本来細やかに行うスキルが雑になったりすることもある。この日の試合はそうなっていたように感じました。

そして苦しい時間帯で流れを変えることがベンチメンバーの仕事。僕はその時間に出場させてもらいました。一瞬良い流れができたのは確か。止まっていたオフェンスが少しずつ動いてきたり、僕が入ることによってテンポが変わり、相手も抑えに来るのでインサイドが空き、ブライアンがカットインしてくる、というシーンもありました。
でもすぐに、こちらのミスから相手にまた流れを持って行かれました。

あの場面で流れを変えることができなかった。反省点です。

 

後半は僕は出場時間を与えられませんでしたが、スタメンの5人が戦い抜き、驚異の追い上げ。それでも前半の点差が痛すぎましたね。結局12点差で負け。
後半は素晴らしいオフェンスとディフェンスをしていました。相手のやりたいことをやらせないようにその場その場でアジャストしながら、相手に苦しいシュートを打たせる。
オフェンスも人とボールがよく動き、インサイド・アウトサイド両方からシュートを打つ機会を作り出せていました。これが最初からできていれば、、というのは簡単ですが、それがスタメンの責任。流れが悪い時に変えるのがベンチメンバーの責任。それぞれの役割や持ち場を高い精度でやっていかないと優勝はない。だから次もその準備をして臨みます。

悔しい敗戦でした。

 

前回のブログでチームを離れる事を書きました。なのでこの時の試合が最後のホームゲームとなりました。僕以外にもチームを離れる選手・スタッフのために試合後セレモニーを開いてくださいました。

ランディルラストホームゲーム

東京パラに向けて日本に帰ることを皆さん応援してくださいました。ファンの方々とハイタッチを毎試合後するのですが、この日は

「ランディルに来てくれてありがとう!東京パラが終わったらまた戻ってきてね!」

「東京パラ頑張って!!!応援してるからね!」

「素晴らしいスポーツマンシップを見せてくれてありがとう。プレーを見ていて本当に楽しかったよ!」

など、たくさんの暖かい声をかけてくださいました。あぁ、こんな言葉をもらえて幸せだな、って。ランディルとしてプレーできて光栄だったなって思えました。

まだシーズンは終わってないし、プレーオフは今週末もあります。センチになっている暇はありません。でもこれだけ応援してくださる皆さんがいるという事。力にして優勝目指して頑張ります。