遅くなってしまいましたが、ご報告を。僕たちの最終戦は勝つことができ9位という結果でフィニッシュしました。

最終戦は及川バスケを12人全員で実行することができた、とても良い形での勝ち方でした。

でも、ここで終わるのが本当に悔しい。んー、悔しいという言葉が合ってるのかな。足らない気がする。

「今まで積み重ねてきたベーシックスや戦略・戦術は間違いなく通用する」

これは明確に気付けたことです。ただ勝ちきれなかった試合がいくつかありました。

大会中、負けという結果が出ても選手・スタッフ全員で次の試合にのぞみ、日々成長を遂げたチーム。このまま終わってしまうのが信じられないです。

まだまだこのチームは強くなれる。

強くなるためにはここまで築いたベーシックスをより精度よくさせていくことが必要不可欠です。

このやり方で間違ってない。

これが進むべき道だ。

そう、胸を張って言えます。

一試合ごとに、1プレーごとに学んできたパラリンピックでした。この大会でしかできない経験だった。

求めていた結果とは違うものでした。でも同時に、このバスケットで手応えも感じた。すごくすごく感じた。

負け惜しみに聞こえてしまうかもしれません。でも本心です。本当に、世界との手応えを感じました。

ここでの経験を無駄にしないことが今からの自分達のすべき事。まだまだ成長できる。

最後に。

ここまで支えてきてくださった家族、友人、チームメート、各スポンサー企業の皆様、連盟の皆様、ご尽力いただいたすべての皆様に心から感謝申し上げます。

皆様無くして、今の自分やチームはここにいられませんでした。

多大なるご支援、ご声援を本当にありがとうございました。

香西 宏昭